コミュニケーション的

余白が人を伸ばす

偏差値50前後 決して高いわけではない。けれど、4年(あるいは修士まで入れて6年)を、この大学で過ごすと企業から高い評価を得られるようになる。その結果が、常に95%近くの就職率となる。しかも就職先は大手企業が多い。 学生の力を伸ばすために、さまざ…

命の重さの報道について

死者数、年間4,373人(平成25年度・全日本交通安全協会調べ) 昨日の夕方、ニュース番組を見ていて、何かが引っかかった。そのコーナーのテーマは、イスラム国の人質問題。コーナーを締めくくる語りでキャスターは、まず外務省の業務について触れた。 海外大…

あの人、今どこで何してるの?

幼いころ、不思議でならないことがあった 大好きなおじさんがいた。父の弟で、私の二回り歳上、同じねずみ年である。クルマが好きで、それもマツダ車がお気に入りで、ファミリアロータリーに乗っていた。 小学生の頃、京都の伏見桃山に住んでいた。おじさん…

シェアオフィスで仕事が増える?

仕事が増えた。わけわかんないほど増えた 昨年1月、いわゆるシェアオフィスに入れてもらった。京都のど真ん中、烏丸仏光寺にある『shareKARASUMA』である。マイデスク会員、月会費3万円。これだけで自分の居場所を確保できる。専用の机が与えられ、荷物を置…

イベントでの会話について

人の話を聞くのは好きだけど、難しい そんなことを改めて思った。昨日は、shareYODOYABSHIのイベント『セルフブランディング講座』に行ってきた。講座の内容、とても良かった。テーマは、ウェブを使ったブランディングの原則について。 たまたまだけど、自分…

ケーススタディのおもしろさ

英語を勉強したい そう思って、昨年、何回か勉強会を開いた。目標はTOEIC700点。幸いなことに英語は嫌いじゃない。読むのはなんとか、でも、聞き取りはダメ。単語は覚えてない(新しく覚えることも難しい)。 という状況からのスタートで、最初に模擬テスト…

そのデータ、どこに行くの?

例えば、昨年末に流行った自分新聞 いろんな人がFacebook上で、今年こんなことがあったよと公開していた。ああいうのは面白いけれど、意外なリスクもあるんじゃないかというお話。 例えば、最近ちょくちょく見かける「★◯◯さんがが次に付き合う人のイニシャル…

金縛りと頭の中

来〜る、きっと来る〜 といえば、あの怖い映画。テレビでやっていたのを、指の隙間から見た記憶がある。まだ幼稚園児だった息子と一緒に。彼は「お父さん、なんにも怖ないで」と平気なのだが、こっちは、そうはいかない。目を塞ぐようにしても、見える。おか…

記憶される言葉と行為

37年間、覚えている詩がある (覆された宝石)のような朝 何人か戸口にて誰かとささやく それは神の生誕の日 詩集『あむばるわりあ』に収められた西脇順三郎の詩。初めて読んだのは17歳の時だから、もう37年も前のことになる。ただし、その頃特に詩を好きだ…

情報量の違いが理解の深さにつながる

視覚は後頭葉、聴覚は側頭葉 視覚と聴覚では、脳内で処理に関わる場所が異なる。ちなみに視覚を司る後頭葉は、大脳の4つの大脳葉の中で最も小さく、最も後方に位置する。 諺に曰く「百聞は一見にしかず」。あるいは人間が日常的に情報量として脳がインプット…

文章は映像に勝てるのか

五感と一感の違い 映像体験と読書体験は、質がまったく違う。昨日の夕方、映画『永遠の0』を観に行って、こんな当たり前のことを改めて思った。新京極にあるシネコンは、ほぼ満席。小説がベストセラーとなり、映画も人気俳優を揃えているので、大ヒットして…

何を、どう書けば伝わるのか2

伝えることは難しい これが鉄則。たまたま文章を書くことを生業としている。だからといって、いつも伝わる文章を書けるなどとうぬぼれてはいけない。 書いた文章でお金をいただくためには、わかりやすく書くことが絶対条件になる。ごく一部の人にしか理解で…

何を、どう書けば伝わるのか

物書きをめざしてきた 中学生の頃、堀辰雄の小説を読んで、作家の生活に憧れた(というエントリーを、去年の3月に書いた)。それ以来、物書きとして生きていければいいな、などと思って暮らしてきた。 思いは叶うという。とりあえず「今、お仕事は何をされて…

物書きになりたかった

おそらく中学2年生の時 初めて物書きになりたいと思った。堀辰雄の小説を読んで、作家の生活に憧れたのだ。といっても、それは「物書きとして食べていく」ことをイメージしたのではなく、「物書き的ライフスタイル」が何となくかっこいいと思っただけに過ぎ…

心ゆさぶるライティング講座

7月25日朝7時15分 京都は四条烏丸、COCON烏丸4階のシティラボで文章講座がスタートします。8回シリーズの講座で6回分の講師を務めることになりました。そのタイトルが、なんと『心ゆさぶるライティング講座』です。 また、えらい講座名を付けてしまったこと…

今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。 昨年は、139回の取材をさせていただきました。研修・セミナーは5回開かせていただきました。そして年末には、また取材・構成で関わらせていただいた本を1冊、上梓することができました。本当にありがとうございます。 3月1…

人の幸せを祈る人

一等賞:交 二等賞:決 三等賞:昇、暖、礼、幸 昨夜、ちょっと変わった忘年会、いや望年会が開かれた。今年を忘れるための会ではなく、新たな年を望む会である。主催者は、以前にもご紹介した曽和さん。忘年会一つとっても、人とは違う発想をする人なのだ。…

カラスマ朝読書会

日本の大転換 (集英社新書)作者: 中沢新一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/08/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (28件) を見る『日本の大転換』中沢新一 ちょっと変わった読書会に参加している。そもそも主催者が変わった…

京都ブレックファーストクラブ

「その方が、相手にやさしいでしょう」 1時間半の朝食会の間に、同じセリフを二回、耳にした。セリフの主は曽和裕次さん、コンセプトグラマー有限会社(→ http://www.conceptglamour.com/)の社長さんであり、朝食会の主催者である。 ちなみに曽和さんは、最…

顔に人生が表れる

大人の流儀作者: 伊集院静出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/03/19メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 60回この商品を含むブログ (56件) を見る 一国の首相の格は、その国の力の鏡ではないのか。 /『大人の流儀』伊集院静、講談社、2011年、35ページ …

形容表現に注意

九電会長に深々と頭を下げる古川・佐賀県知事 昨日、博多駅で買った毎日新聞一面の写真に付けられていたキャプションである。記事では佐賀県が九州電力から多額の寄付を得ていたことが記されていた。また原発立地県が、原発事業者から寄付を受けるのはいかが…

あなたは何番のタイプ?

すべての人を9つのタイプで分類する エニアグラムである。とりあえず、下記のサイトをのぞいてみてください。ここに記された質問に答えていくと、9つに分けられる性格の中で、自分がどのタイプに当てはまるのかを教えてくれる。 → http://www.enneagram.gr.j…

人の話を素直に聞ける力

ラバウル温泉遊撃隊作者: 山崎まゆみ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/07メディア: 単行本 クリック: 38回この商品を含むブログ (11件) を見る 66年前のラバウル島に温泉があった 自称「温泉の申し子」山崎まゆみさんは、そんな話を聞きつけ、実際にラバ…

MacPeopleレビューコンテスト

2010年12月号第二位 レビューを表彰してもらいました。素直にうれしい。レビュープラスさんというサイト(というか組織ですね)があります(→ http://reviewplus.jp/)。サイトには「ブロガーと企業とを結びつけるレビュー専門ブログネットワークです」と記…

なぜ急にフォロワーが増えたのか?

昨日、今日で約200人 急にフォロワーが増えた。自分からどんどんフォローする相手を増やしたわけじゃない。あるいはタイムリーなテーマについて、ツイートしまくったりもしていない。昨日の朝、散歩に行ったときのことをぼそっと書いただけである。 ところが…

2者間関係での逆の見方の大切さ

フォーリン・アフェアーズ・リポート2010年8月10日発売号作者: ビル・ニコルス,リチャード・ハース,セバスチャン・マラビー,他,フォーリン・アフェアーズ・ジャパン,Foreign Affairs Japan出版社/メーカー: フォーリン・アフェアーズ・ジャパン発売日: 2010/…

ツイッターの使い方/京都朝勉第四回

6ヶ月で6万人 昨日、第四回の京都朝勉を開催した。場所はいつものホリーズカフェ・四条室町店、時間もお約束の朝7時30分から。今回のお題は『ツイッター(Twitter)』、講師はツイッターについての研修を各地で実施されている井上さんだ(→ http://twikyoto.…

コミュニケーションはどうなるのか

つぶやき進化論 「140字」がGoogleを超える! (East Press Business)作者: エリッククォルマン,竹村詠美,原田卓出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2010/07/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (13件) …

海外で仕事するなら

1位シンガポール69% 日本が財政破綻したら、どうするか。 求人サイト運営のビズリーチが実施した年収1000万円以上のビジネスパーソンを対象とした調査で、「日本が財政破綻した場合、海外での仕事を探す」との回答が半数に上った(日経産業新聞2010年7月23…

祈ることは考えること

繁盛神社 そんな名前の神社を見つけた。というか、以前から何度も前を歩いているのだから、ようやく気づいたというべきか。「鰯の頭も信心から」である。せっかく前を通るのだから、そのたびに拝むことにした。いよいよ神頼みである。 宮本武蔵先生は「神を…