茶帯への道は遠し


今日は、主に小学生の指導。
今月のテーマは、ストレートと前蹴り&それらの受け。


まず基本で組み手立ちからのストレート。
右を突く時には、左肩の引きが大切なのだが、ここがなかなかわからないようだ。
一人ひとりにパンチを突かせ、その位置からさらに左肩を引くと右の拳が伸びることを実感させる。
こうすると、何となくわかってくれるようだ。


次はこちらが動く的になって、実際にパンチを当てる練習。
動く的に的確に、つまり相手の体の面に対して直角に突きを当てる難しさをわかってもらう。
高学年の子には、動いている相手でもできる限り正中線を狙うよう意識させる。


意識の問題は、とても重要だ。
いつも正中線を狙おうと思っていない限り、そこに突きが当たることはまずない。
とはいえ狙いを意識すれば、力強く突くことができない。
これはジレンマなのだが、ここを乗り越えることが一つの成長になると思う。


子どもの稽古の後に、大人メインの自主稽古。
相手の動きを真似るシミュレーションをやる。
この稽古の目的は、相手の動きをよく見ること。
相手を見ることが、自分としては大前提だと思うので、この稽古はしばらく続けるつもり。


最後に組手をやる。
自分と同世代の男性は一人だけ。他は女性か子どもだ。
女性や子供相手の時は、基本的にはサンドバッグになるか、
もしくは、軽く攻めて、受けからの返しをやってもらう。


同年代の男性が相手の時だけ、気を入れてやろうとするのだが、なかなかうまく転換できない。
今の自分の課題は、上段のガード。
にも関わらず、前蹴りからの変則回し蹴りを軽くもらってしまう。


クヤシー。