ノーローンとは何か
電車に乗っていると、ノーローンの中吊りが目についた。
1週間なら無利子でお金を貸してくれるらしい。
???
これって、どういうことだろうか?
金融業は、お金を貸し、利子を徴収することで成立するビジネスだ。
でありながら、そのビジネスの核心であるはずの利子徴収を放棄する。
たとえば電車がタダで乗せてくれたり、コンビニがタダでものをくれたり、
飲み屋がタダで飲ませてくれたり、するわけない。普通は。
オープン記念や何周年記念に無料サービスはあるが、それが通常の業務として
訴求されることはない。
何でやろ。何でタダで貸してくれるんやろ。
そんなことしたら、次のような裏技を使えるじゃないか。
http://www.cash-ura.com/
普通に考えれば、エントリーユーザーの獲得、あるいは顧客名簿の獲得とも思える。
広告費をバンバン使う代わりに、ノーローンが噂になればよいとも思える。
あるいはサラ金ユーザーにブランドチェンジをさせるための作戦とも思える。
となるとポイントは、ノーローンユーザーが、次第にノーローン期限を過ぎても
返さないユーザーになるかということ。これがどれぐらいの比率で起こるのか。
ただし、この場合は、期限を過ぎても返せないのだから貸し手はリスクも抱えることになる。
のじゃないのかなぁ。
でも、これぐらいのことは誰だって思いつくわけで、
そんな普通に思いつくことを超シビアなサラ金がやるわけない。
何だろう、ノーローンのビジネスモデルは。
謎である。
本日の稽古
東京出張のため、お休み