足首と上半身の脱力
8月6日の稽古:西部生涯スポーツセンター ダンススタジオ
19:00〜20:50
今日のテーマは回し蹴り、稽古はすべて回し蹴り尽くしである。
1 平行立ちでの回し蹴り/中段、上段、下段
2 組み手立ちででの回し蹴り/中段、上段、下段(奥足、前足)
注意する点は、基本的に前蹴りと同じ。ただ股関節の折りたたみは、そ
の方向が斜め前になる。膝を上げる時に、つま先が下を向くようにする
のは同じだ。加えて、もう一つポイントがあることに気が付いた。上半
身の脱力である。特に上段を蹴る時に、高く蹴ろうと意識し過ぎると、
肩に力が入る。上半身の力で足を引っ張り上げようとでもするかのよう
に。これは逆に、上半身はもちろん、蹴り足もできる限り力を抜いた方
がいいのだろう。特に蹴り足については、強く蹴るのではなく、折り畳
んだ足の先を放り出すみたいな感覚だ。
また組み手立ちになっての前足での蹴り。左前に構えて、左足で蹴って
いくのは、自分にとっての今のところの最大の課題となっている。左足
が利き足だから、これを活かそうと考えているわけだが、この時も力を
抜く感覚が大切だ。
3 回し蹴りのミット稽古
・組み手立ちから中段、上段、下段
全力で、ではなく、5分ぐらいの力でフォームと狙いを正確にするよう
指示される。やはり上段を蹴る時に、特に脱力を意識する。と、不思議
なことにいつもよりも高いところを、ピシッと蹴れたような気がする。
4 回し蹴りのミット稽古
・トリッキーな蹴り
下段と見せかけて上段。上段と見せかけて中段。
前者は二段モーションにならないように注意される。わざわざ二段モー
ションで蹴る必要はないとのことだ。いかにも下段を蹴ると見せておい
て、あるいは実際に2〜3発下段を蹴っておいて、視線を落としながら
(=下段を狙うぞと目で訴えかけながら)上段へと持っていく。松井章
圭のビデオにもあったな、こんなシーンが。
上段と見せかけて中段を蹴るときのポイントは、膝の抱え込み。これも
いかにも上段を狙っているといわんばかりに、膝を高く上げるのがコツ
のようだ。
本日の稽古:
腕立て30回
腹筋150回
スクワット200回
砂袋/突き120本、蹴り100本
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