次はどこに引っ越すか


引っ越しマニアである。


滋賀県 瀬田の唐橋(借家)
大阪府 鴻池新田(公務員宿舎)
京都府 伏見桃山(公務員宿舎)
大阪府 枚方・御殿山(公務員宿舎)
滋賀県 野洲(持ち家)
滋賀県 堅田(持ち家)
京都府 北白川(間借り下宿)
京都府 一乗寺(賃貸アパート)
大阪府 本町(賃貸マンション)
大阪府 天満橋(賃貸マンション)
奈良県 学園前(借家)


転々としてきた。
引っ越し貧乏ともいう。


幼い頃は、親の都合で。一人暮らしをするようになってからは、流れに
任せて。45年間で11回引っ越してきた。単純平均すれば、4年に1
回は引っ越していることになる。


いま住んでいるところは、もうじき丸7年になる。これまでで最長だ。
そろそろ引っ越そうかなあ、などと思い始めている。


引っ越しもえっかなあ、引っ越そっかなあ、引っ越したいな、引っ越し
せんとあかんな、それ引っ越せと続く『引っ越し』五段活用の二段階目
ぐらいか。


もし、次に引っ越すとしたら、どこがいいだろうか。


都心回帰がトレンドらしい。特に60代ぐらいの方たちが戻ってきてい
る。若い頃には子育てによい環境をと郊外の一軒家を求め、いま老いて
夫婦二人暮らしとなった時に、やはり町中が便利ということだ。


あるいは都心部でも地価が下がってきたから、3000万もあれば親子
3人ぐらいなら充分に暮らせるマンションが増えている。通勤や子ども
の学習環境を考えれば、やはり町中が有利と考える人も多いのだろう。
京都の室町界隈には、そうしたファミリータイプのマンションが増え、
今度は学校が足りなくなったりもしているらしい。


では、次は町中か。


便利さは認めるけど、大阪、京都は今のところ選択肢に入ってこない。
うるさいんだよね、気分的に。やはり暮らすなら静かなところがいい。
それにやっぱり一軒家じゃないとヤダ。というか「砂袋置いてガンガン
どついたり蹴ったりできんでしょ、マンションじゃ」みたいな妙な理由
もあるな。


仕事のやり方がこの数年で劇的に変化しているから、クライアントの近
くに住む必要はなくなった。となると、もっと田舎へ行ってみる手もあ
る。そう考えれば柳生とか、明日香村とかいいかも。


とはいえ、月に3回ぐらいは東京へ行かなきゃなんないし、同じだけ愛
媛にも行くことを考えると、新大阪、もしくは京都駅まで1時間そこそ
こで出られることが、一つ条件になりそうでもある。


ほかにも、いろいろ考えなきゃならないことがある。引っ越したいけど、
そう簡単には引っ越せない。歳を取った証拠なのかもしれない。


でも諺にいわく「Rolling Stone gathers no moss」である。そろそろど
こかに転がらんとあかんね。どっか、ええとこ、ないやろか。





本日の稽古:

 ・基本稽古
 ・腹筋/腕立て/スクワット
 ・砂袋:突き130本、蹴り100本