茶帯への道2
問題はどうやって十人に耐えるか。
1分30秒で10セットの真剣組手である。スタミナが必要だ。そして
スタミナを養うには、ホントならゆっくり・じっくり時間をかけて走り
込むのが一番だと思う。ただ毎日、ゆっくり走っている時間がない。
そこで考えたのが『とりあえず・何でも・10セット』作戦だ。たとえ
ば筋トレをするなら、まず腹筋を2分間。できるだけ全力で続ける。そ
のあと30秒休む。次は腕立て、スクワットみたいな感じで10セット。
これは、めっちゃきつい。
あるいは基本稽古。三戦立ちからの中段突き、組手立ちからのワンツー、
下突き、コンビネーションなどを同じく2分・1セットで10セット。
これもきつい。たった2分間でも、全力で突きを出し続けるなんてほと
んど無理だ。
実際の組手が1分30秒だから、それに少し負荷を加えて2分。これを
10セットやっていけば、何とか耐えられるのではないか。そして、こ
の稽古なら、30分だけ時間が取れそうだと思えば、いつでもできる。
こうやって体を30分間ぐらいの集中状態に慣らしていこうと。
理想は、組手で当たりそうな黒帯の先輩をイメージしながら2分のシャ
ドートレーニングを続けること。そのイメージができるだけ鮮明で、し
かも的確に動き続けることができれば、いいトレーニングになると思う。
もちろん足さばきや蹴りまでが入ってくると、疲れ方はまったく違って
くる。だから、こちらの方がより本番に近い稽古になるはずだ。そこま
でいきたいと思っている。とはいえ泣いても笑ってもあと3週間ちょっ
と。
ちょっと自分を追い込む気分になりつつある。
昨日のI/O
In:
『ミッション/今北純一(読了)』
『ルービン回顧録(38〜146』
Out:
R社社長取材テープメモ
印刷6区・特集原稿
昨日の稽古:
拳立て・スクワット
基本稽古10セット
- 作者: ロバート・ルービン,ジェイコブ・ワイズバーグ,古賀林幸,鈴木淑美
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