メガネ男子とメガネオヤジ
参加人数9978人。
mixi『メガネ男子愛好会』メンバー数だ(2005.11.22現在)。
なんと「メガネ男子」が若い女性にモテる男性のキーワードなんである。
ほんとかね、メガネですよ。実はわたしもメガネをしている。だから、
もしかしてわても若い女性にモテるのか……?
三段論法的思考なら、これでおかしくはないのだけれど。それは、さて
おき。
たとえば『メガネ男子』なる本が出版されている。しかも9月に発売さ
れたばかりなのに早くも3刷を重ねているらしい(日経MJ10月28日
号)。ちょっと信じられないのだが、この本の売りの一つが120人も
のメガネ男子名鑑が載っていることだとか。
そもそもメガネ男子人気をリードしたのは『ハチミツとクローバー』な
るコミックだという。このマンガから火が点き、メガネ好きが市民権を
得た。こうした状況を日経の記事は「これまで潜行していたメガネ男子
好きの女子もカミングアウトできる状況が整ったわけだ」と書いている。
```````
ということは、何かい。これまではメガネ好きは日陰者だったというこ
となんかい。「私、メガネかけた人が好きなの」とはおおっぴらには言
えないような社会的状況があったってわけですかい。それは、一種の魔
女裁判的世界じゃないの(ちょっと大げさかもしれないけれど)。
などと、今さらメガネ男子ブームなどと言われても、まったく関係のな
いメガネオヤジはひがむのであるが。さて。
このブーム、おもしろいのはメガネ業界が、まったくよっていないこと
だ。仕掛人ではもちろんなく、ブームを機会に販促をかけている様子も
見られない。メガネ絡みのイベントもあるらしいが、メガネ喫茶(って
一体なんのこっちゃ?)とか、カフェで開かれる「メガネナイト」とか
で、どちらも業界のニオイは漂ってこない。
なかなか不思議なブームだ。と同時にメガネ業界が、こんな千載一遇の
チャンスに乗ってこないことも不思議だ。
さて、こうなると注目したいのは、我らが世代の人気雑誌『LEON』の
出方である。「モテるオヤジは、メガネで決める」なんて見出しが、早
く出てこないかなあ。出たら速攻買って、思いっきり笑わせてもらえる
のに。
個人的には、メガネをしていて得したことなんて、45年間生きてきて
(メガネ歴34年)一度もない。メガネが素敵、なんていってもらった
ことも、まったくないなあ。ま、これはメガネ以前の問題なんだろうけ
れど。
昨日の稽古:富雄中学校体育館
・基本稽古
・ミット稽古
・スパーリング
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