mixiの価値は何だろう


4ヶ月で100万人増


mixi会員が急増し始めていて、総数で200万人を突破したようだ(日経
MJ12月11日)。サイト利用者の6割強が20代らしい。ちなみに総
務省の統計によれば、今年9月時点でのSNSサービスの利用者数はのべ
で400万人。2年後に1000万人突破と予測している。


個人的には、たぶん4月ぐらいにmixiに入った。ブログを始める少し前
のことだ。仕事で知り合ったSEの方からの紹介で話だけは前から聞いて
いたので、とりあえずやってみようと。最初はブログというか日記も
mixiの中で書いていた。


そのうち何かのキッカケで、以前『知恵市場』で知り合った詩人がいる
ことがわかる。いろんなコミュニティをのぞいていると、自分の出身校
のコミュニティがあることもわかった。コミュニティは実に奥が深いと
いうか、めっちゃマイナーなのがいくつもある。このあたりまでは、
ちょっとおもしろかった。


たとえば『CAN』とか『Amon Duul2』とかのコミュニティ。って、
まず誰も知らんやろうという、でも知ってる人は知ってるという。ある
いは最近盛り上がっているサッカーネタなら『ガスコイン』『リトマネ
ン』『カニージャ』なんてコミュニティもある。


かと思えばチラシ研究会、マーケティング研究会、ライターのサークル
なんてのもある。こうした仕事系のコミュニティは、仕事探しにも使わ
れているようだ。実際にmixiでライターさんを募集したこともある。ひ
と声かけるだけで8人ぐらいはすぐに集まってくれた。これってかなり
便利だ。


趣味系のコミュニティでは、たとえば『カラオケでプログレを歌う』な
んてのもあって、ここはコミュニティの性格上、割と頻繁にオフ会をし
てたりする。


ともかくコミュニティに入ると、何か書き込みがあるたびに更新情報が
表示される。これはなかなか便利な機能なのだろう。


なんだけれど、もう一つ、おもしろさがわかんないのも正直なところ。
入っているコミュニティがマイナーすぎるためか、更新情報がほとんど
ないのが理由かもしれない。日記(ブログのことですね)をmixiの中で
は書いていないので、もう一つ、友人が増えないことが原因なのかもし
れない。どんどん友だちの輪が広がる、これがSNSの楽しさの一つらし
いから。


だからといってやめようかとは思わないのだけれど。今ひとつ、mixi
価値がわからないところに、会員数は急増しているというニュースがあ
るわけで、ここはもう少しウォッチする必要があると思っている。時間
というもっとも貴重な対価を払ってmixiから得られる価値とは、何なん
だろう。





昨日のI/O

In:
A社社長インタビュー
下流社会
『プレジデント』
Out:
M社社長インタビュー記事



昨日の稽古: