8760時間の時間割


可処分時間・年間4745時間


毎日6時間眠り、食事をしたり、子どもと過ごしたり、犬を散歩に連れていったり、ちょっとのんびりする時間を5時間とすれば、残りは一日13時間。ということは13×365=4745。これが今年の可処分時間だ。


とはいえ、このすべてを自由に使えるわけではない。現時点で使い道が確定している時間がたくさんある。


まず寺子屋。いま来てくれている子どもたちが、今年もずっと続けてくれるとすれば、これに約250時間。次が空手。今年は何とか週2回の道場稽古を続けたい。となれば往復の時間も入れて約340時間。後は自分の稽古をどこまで積み上げることができるか。


中小企業診断士の勉強には最低600時間は必要だろう。そしてブログを書くのに180時間。また、一日1時間は本を読みたいから読書用に365時間。


ご破算で願いましては
4745ー250ー340ー600ー180ー365=2910時間。これが稼ぐための、すなわち世の中に何らかの価値を提供して対価をいただくために使える時間になる。


働くのを月〜金に限るとすれば、一日平均約11時間。この中には移動時間などアイドルタイムも含まれている。とはいえ、たとえば電車に乗っている時間なら、それを本を読む時間に充てることは可能だろう。


このように考えてみると、割と時間はあるのだ。


なぜか、いつも時間がないという強迫観念に捉われていて、何をやるのも中途半端に終わりがちだったけれど、時間はある。やりたいことをやるのに十分なだけある。このことをまず年の初めに確認しておきたい。


いろんな項目に割りふった時間の密度をどれだけ高められるかが、今年の自分の人生の質に直結する。そんな意識を持って過ごすことが大切だと思う。気分転換や寛ぎのためには食事などにとってある5時間をうまく割りふればいい。睡眠時間は6時間あれば充分なんだから、要は残りの13時間をどれだけ集中して過ごすか。


仕事について考えるなら、たとえば一本10万で受けた案件なら、それをどれだけの時間で求められる以上のクォリティに仕上げられるか。仮に20時間かけると時間単価は5000円になる。もし10時間で同じ質に仕上げることができれば単価は1万円に跳ね上がる。


もちろん、ただ時間を短くするだけなら、質は必ず落ちる。かける時間を短くしながら、質を高めるためにはやり方を根本的に変えなければならない。そのように変えることができる仕事もあれば、どうやっても変えられない案件もあるかも知れない。でも、まずはやってみること。


そしてやるべき仕事を選ぶことも必要だと思う。自分が得意な分野、おもしろいと思える分野であればあるほど、同じ時間で達成できる量や質は高まるはずだ。仮にあと10年、今と同じペースで働くことができるとするなら、仕事にかけられる時間は28700時間。


できるだけ早い段階で時間あたり1万ぐらいの価値を提供できるようになりたい。そのためには、自分は何に特化していけばいいのか。いつもこんなふうに考える続けることが、自分が提供する価値を高めることにつながるのだと思う。






昨日のI/O

In:
意味がなければスイングはない村上春樹
Out:



昨日の稽古:

・ジョギング
・腹筋、インクラインベンチプレス
・基本稽古
・砂袋