一日の時間配分をどうするか

atutake2006-03-11



既処分時間910時間(13時/日×70日)


今年最初のブログで年間8760時間の使い方を考えた。今日で今年が始まってから70日目、全体の5分の1が終わったところでのちょっとしたレビューをしてみる。
http://d.hatena.ne.jp/atutake/20060103


まず可処分時間の中でも、あらかじめ決まっている時間があった。たとえば寺子屋や空手の稽古などで、これがどうなっているのか。


寺子屋:37.7 対見積り比15%
空手 :40.0 対見積り比 8%
ブログ:65.1 対見積り比36%


どれも予定通りなら、対見積り比で20%になるはずだから、空手に使っている時間が思っていたより少ないのと、ブログには予想以上に時間がかかっていることがわかる。


残念ながら中小企業診断士の勉強は、ほとんど進んでいない。読書時間もなかなかまとまってはとれていない。じゃあ一体何をしているのか。一応、いろんな仕事をしているのだけれど、今ひとつかっちりとした充実感がない。なぜなら、アイドルタイムが多すぎるからだ。


時間管理については、3つのシートを使っている。まず一番は2週間先までの仕事の予定を書いた『仕事シート』。日付を横軸に、案件を縦軸にとっている。これで、どれだけの仕事を受けていて、それぞれの取材日程やら締め切りがどうなっているか、締め切りに間に合わせるためには、いつ頃何をしなければならないかをざっと掴む。


そして手帳。A5サイズのシステムノートで、自分で作ったリフィルを使っている。毎日1ページ、今日やるべき仕事の具体的な内容、たとえば『仕事シート』の中の○○誌記事なら、今日はラフ稿を書くとか、あるいは2稿まで進むとか。それぞれの項目に優先順位を付けて、だいたいの時間を見積もっておく。


さらに予定/記録シート。これは1週間を1枚に納めていて、曜日を横軸に、毎日朝4時から夜10時までの時間を縦軸にとってある。これでたとえば月曜日なら夜6時30分から9時までは空手の時間とか、○曜日の昼2時から4時までは打合せとかの予定管理と、その日、何にどれだけ時間を使ったかをみるようにしている。


このシートがあるから、寺子屋にこれまで何時間使ったとか、ブログを書くのにどれだけ時間がかかっているかがわかる。


なんだけれども、これだけではどうも達成率が低いというか、時間密度が足りないというか。その原因は何となくわかっていた。基本的に仕事といえば書くことか、たまにだけれどデザイン仕事のどちらかだ。どちらも一人でやる仕事、ここに問題がある。


これが誰か他人が絡む仕事になると、その人との時間調整が必要になるから、必ず何曜日の何時から何時までといった具合に時間をとることになる。ところが自分でやる仕事となると、どうも厳密に時間を決めることができない。朝、その日の予定を大まかに考えはするのだけれど、それで見通せるのはせいぜい午前中のざくっとした時間の割り振りだ。


自分一人でやる仕事は、自分とのアポイント。何をやるのか、どこまでやるのか、そのために時間をどれだけかけるのか。ここを考えてきちんと予定を組むことが大切だと考えた。そこで予定/記録シートに毎朝、ざっと一日のスケジュールを書き込むようにしてみた。最近流行りの言葉でいうなら「見える」化。すると、やはり進捗度が変わってくる。


これって単純に気分の問題じゃないのかとは思う。が、しょせん人間は気分で動く生き物だ。だから、気分を自分の望む方に持っていく仕掛けは、とても重要なんだろう。


とりあえず今年の5分の1が終わったところ。まだ5分の4が残っている。この「見える」化を進めっていって、もっともっとたくさんの価値を提供できるようになりたい。




昨日のI/O

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昨日の稽古: