生産性を高める音楽は
仕事をするときのBGMは何がいいのか?
3日前から、そんなことを考えている。たとえば、かつて丸山健二氏は小説を書く時にはハードロックをガンガンに鳴らし ていたという。たぶん今はそんなことやってないと思うけれど、何かの音が鳴っていた方が集中力が高まるケースはあるだろう。
脳を活性化するにはモーツァルトがいい、なんて話をどこかで読んだ記憶もある。キーワード「脳の活性化 モーツァルト」でGoogle検索をかければ952件のヒットがある。なるほど、確かにモーツァルトはいいのかもしれない。
独立してデザイナーと事務所を始めた時には、仕事中ずっと好きな音楽を聴けることがうれしかった。そのデザイナー氏は同い年な上に音楽の趣味も何となく似通っていたので、事務所にいっぱいCDを持ち込んで朝から晩までずっとかけていた。あんまりCDプレイヤーを酷使するので(毎日15時間ぐらいかけていたんじゃないだろうか)、すぐにプレイヤーが壊れてしまうぐらいに。
ところが自宅に引きこもるようになってからは、気が向いたときしか音楽はかけなくなっていた。どうも原稿仕事や企画を考える仕事の時に音が鳴っていると集中力がそがれるような気がしたからだ。逆にデザイン仕事をやるときには、ちょいと元気が出る系のロックを大きめの音でかけたり。
そんな感じでやってきたのだけれど、もしかしたらBGMによってはもっと仕事が捗るケースもあるのではないか、などとふと思い立った。もしそうならば、仕事ごとに、あるいは時間帯ごとに、曜日によって、そのときの気分によって能率を高めるようなBGMがありはしないか。そう思ってちょっと実験している。
とりあえず既成概念としてあったのは、歌詞のある曲は書きものをするときには合わないだろうということ。これが本当なのかどうかをいま検証している。基本的に洋楽しか聴かないのだけれど、歌のある曲はどうしても歌詞に気が行ってしまいそうな気がしていた。その結果、注意力散漫になりはしないかと。
でも、そんなことないみたいだ。
逆にいえば歌詞が気になるかどうかは、仕事に対する集中度を測るバロメーターになるようにも思う。つまりテーマに集中していれば歌詞に気を取られることはないのかもしれない。あるいは最初からリスニングをあきらめなきゃならないような歌い方をしているシンガーとか。
とはいえやはりジャズなんかがいちばん無難なBGMになりそうな気もする。特に60年代ぐらいまでのモダンジャズなんかがいい感じだ。あと、ちょっと古いめのロックやポップスなんかもいい具合だ。録音技術やミキシングなどが今ほど発達していなかった時代の、わりとスキマの多い音作りとでもいえばいいか。
まあ、これはあくまでも実験なので、一ヶ月ぐらいやってみて(たぶん、それぐらいで手持ちのCDが一巡するはずなので)結果を見てみようと思う。
オレはこんなBGMで毎日ガシガシやってるぜとか、原稿書くならそりゃこのアーティストでしょう、企画書書きを進める魔法のミュージックはこれ、なんてご意見あれば、ぜひ!
昨日のI/O
In:
Out:
昨日のBGM
Collection/The Style Council
life/Simply Red
※とはいえ、今日の昼間は寺子屋のお時間。子どもの勉強を見ながら、音楽をかけるってわけにもいきませんでした。
昨日の稽古:西部生涯スポーツセンター
・組手立ちでの基本稽古
・相手をつかんでの膝蹴りの稽古
・ナイフを持った相手に対する対処法の稽古
- アーティスト: Simply Red
- 出版社/メーカー: East/West Records
- 発売日: 1995/10/24
- メディア: CD
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