モバイルPC for Google Special


広告収入9億ポンド(約2007億円)


「ネット広告、テレビを抜く!? グーグルUK、英大手民放に肉薄」。イギリスでのGoogleの勢いがすごいことになっているようだ(「フジサンケイ ビジネスアイ」より)。
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200611040042a.nwc


本業の広告事業だけでなく最近のGoogleは、新しいサービス提供を加速させている。いろんなサービスが次から次へと出てくる。とりあえず最近でもっとも驚いたのは、パーソナルホームページにタブ機能が付いたこと。これまではホームにいろんなツールを一緒くたに入れてごちゃごちゃしていたのを、これですっきりと整理できるようになった。


加えて注目なのが、SpreadSheetとDocs、ExcelとWordの代わりになるようなソフトである。SpreadSheetについては、まだまだExcelと同等の機能を持つまでには至っていないようだけれど、それでもこうしたソフトをネット上で使えるメリットは極めて大きい。


とりあえずネットにつながる環境があれば、自前のPCを持っていなくてもたいていの仕事をできることになる。データは全部Googleが保管してくれる。このこと自体にリスクもあるが、それでも今のところは利便性の方がはるかに高い。


SpreadSheet、Docsに加えてスケジューラーもある。もちろんメーラーもある。こうしたサービス提供を『サース(SAAS)』というらしいが、これは画期的なサービスである。なぜなら、これを使えばOSの違いを簡単に乗り越えてしまえるから。要するにサース対応のブラウザーさえ使えれば(残念ながらSafariはいつも後回しにされるけれど、それでもGoogleは一応対応してくれる)、OSが違っても同じソフト(たとえばSpreadSheetやDocs)を使えるようになる。


もちろんGoogleに預けてあるデータを、特定のメンバーで共有して使うこともできる。データを共有するサービスはこれまでもあったけれども、Googleを使えば、そのデータを使った作業もメンバーが同じソフトを使ってできるようになる。たとえそれぞれの使っているOSが違っても。


要するにハードディスクはGoogleにあって、ソフトもGoogleにあるというわけ。これはめっちゃ便利である。しかも、この先にはモバイルパソコン次世代モデルの新しい姿が見えてくるではないか。


すなわちデータはGoogleに預けてあるのだからハードディスクはもっともっとコンパクトでいい。ソフトもFEPのいいのさえ積んでいればそれでいい。あとはエディターとブラウザーがあって通信機能とセキュリティ特化みたいなモデル。個人的にはキータッチのいいキーボードも付けてもらえればいうことない。これならうんとスリムで軽いモデルを作ることができるのではないだろうか。


ノートパソコンforGoogle、みたいなバージョンである。シンクライアントのノーパソ版といってもいいかもしれないようなモデル。これぐらい機能を絞り込めばバッテリーも長持ちさせることもできるはずで、使い勝手は非常に良くなるだろう。


どうせなら本体に通信機能を内蔵してくれるともっといい。となると携帯電話の大型版というアイデアもある。そんなPC(というか携帯というかなんというか)を、どこのメーカーでもいいから早く出してくれないだろうか。


とりあえずデータとソフトを全部Googleに任せるとしたら、ノーパソはもっと軽快自由なスタイルをとることができると思うのだが、どうなんだろう。かつてのモバイルギアGoogle専用マシン&通信機能付き、みたいな形で復活させることってできないのだろうか。


昨日のI/O

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昨日の稽古:西部生涯スポーツセンター ダンススタジオ

・基本稽古
・約束組み手(前蹴りの受けから捌き)
・護身術(掴まれたとき、ナイフでつかれた時)
・組み手稽古(フルコン、顔面牽制あり、掴みあり)