GCal Mobile Gateway
えらいこっちゃである。Googleカレンダーを携帯で使えるようになった。
（→ http://calendar.google.com）
というエントリーを５月２７日に書いたのだけれど（→ http://d.hatena.ne.jp/atutake/20070527/1180230816）、これがさらにパワーアップされているとは知らなかった。
（というか実はGoogleがモバイル対応するずっと前に、この「やまも」さんがGoogleカレンダーをケータイで使えるようにしてくださっていたというのが、真相でした。訂正させていただきます。）
何が、どうパワーアップされたのか。
ケータイでもPCとほとんど同じようにGoogleカレンダーを使えるようになっていたのだ。早い話が簡単に予定を追加して、詳細内容まで書き込める。
Google Calendar Mobile Gatewayというケータイ用のアプリケーションが開発・公開されている。公開されたのが今年の１月３１日だから、私が知らなかっただけなのかもしれないけれど、このアプリケーションを使えば、PCと同じように日本語でケータイからGoogleカレンダーに予定を書き込むことができる。画期的に便利である。
→ http://www.yamamoworks.net/cs/blogs/yamamo/archive/2007/01/31/gcmg-renewal.aspx
これはすごいです。とにかくアクセスして、使ってみてください。Googleカレンダーはそれだけでも非常に便利なんだけれど、現時点では唯一のしかし致命的な欠点があった。
それはオフラインではアクセスできないこと。要するにPCならば、ネットにつながっていない限り予定をチェックすることも、変更を書き込むこともできない。いずれはGoogleでもオフライン対応を考えているのだろうけれど、現時点でその機能はまだ実装されていない。
この欠点を、GCal Mobile Gatewayが埋めてくれる。PCでアクセスできなくてもケータイなら、電波の届かない所は別としてまずネットへのアクセスがいつでも可能。そしてネットにつながりさえすれば、Googleカレンダーを編集できるのだ。
しかも見え方がわかりやすい。このアプリケーションを作っている「やまも」さんは、ユーザーインタフェイスの設計にもかなりのノウハウをお持ちのようで、実に使いやすい画面設計となっている。
予定管理は、もうこれで決まりかもしれない。そして予定管理だけにとどまらない。以前のエントリーでも書いたけれど、Googleカレンダーのよい＆すごいところは、予定に関するメモを「説明」スペースに書き込めることにある。かの内田樹先生などは書きかけの原稿までこのメモ欄に突っ込んでおられるとブログに書かれていた。
書いたものはそのままスケジュールに貼りつけてしまう。
これだと自宅のパソコンがダウンしても、フラッシュメモリーを家に置き忘れて出かけてしまっても、原稿がネット上に置いてあるから、いつでもどこでも続きが書けるし、原稿を紛失する心配もない。
→ http://blog.tatsuru.com/2007/04/17_1101.php
という使い方をGoogleカレンダーは許してくれる。ただ一つ不安があるとすれば「説明」スペースがどれぐらいの容量に耐えうるのか。だが、おそらく原稿用紙１０枚、文字数にして４０００字ぐらいまでならたぶん大丈夫なのだろう（何の根拠もない推測だけれど）。
ケータイさえあれば＆親指で原稿を打つことを我慢できる／習熟できるなら、いつでもどこでも仕事をできて、できた原稿を直ちに送ることができる。原稿仕事をするものにとっては、かなりありがたい状況になってきている。
となると、しつこく繰り返しているけれども、あとはケータイ用キーボードである。今なら、きっと需要があると思うのだけれど、どこかのメーカーさん、出してくれないものかしらん。あるいはそろそろ普及の兆しをみせているスマートフォンへの移行を真剣に考えるタイミングなのかもしれない。
個人的なベストチョイスとなると、iPhone＋iPhone用折りたたみ式キーボード（＆日本語で使いやすいFEP）みたいな組み合わせだろうな。どこかのメーカーさんがしっかり考えてくれていることを切に期待します。
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昨日の稽古：
・レッシュ式懸垂・腹筋
