肩こりに稽古


かなり頑固な肩こり持ちである


特にメインのPCをiBookからiMacに変えて以降、肩こりがひどくなったように思う。こりがひどいのは右肩だ。その理由はと考えてみると、おそらくキーボードとマウスの2点に集約されるのではないだろうか。


まずiBookに比べるとiMacはキーボードがでかい。テンキーがついていて数字入力は便利なのだが、その分右手を今までより大きく動かすことになる。これが右肩に負担となっているのではないだろうか。またiMacのキーボードは打鍵感がiBookのものとは微妙に異なる。これは慣れの問題もあるのだろうが、とりあえず今のところはiMacで入力している時の方が指に力が入っているような気がする。


そしてマウスである。iBookならタッチパッドで処理できた作業が、iMacではどうしてもマウスを動かさなければならない。これは明らかに右手を以前より多く、大きく動かすことになる。当然、右手に負荷がかかる。


基本的にはテキストを打ち込むことがほとんどだけれども、ときにデザイン仕事でIllustratorを使ったり、企画書を作るためにKeynoteを使ったりする。これはマウス使いまくり系作業となる。昨年末にある専門学校の学校案内50ページをデザイン、なんて仕事をやらせていただいたときには、右肩が瀕死の状況となった。


肩が凝るとどうするか。


時間とお金に余裕があって、街中(たとえば大阪ですね)などに出かけたときにはクイックマッサージに駆け込む。ここで30分、「肩だけでいいですからしっかり揉んだください」とお願いする。至福の時である。マッサージが終わり外に出ると、冗談じゃなく目がよく見えるようになっている。ということは、肩こりの原因は手の使い過ぎだけではなく、一日中モニターを眺めているために目も相当に酷使しているからか、などとも思ったりする。


行けば愉悦の時間を与えてくれるマッサージではあるけれども、そもそも大阪に出る機会がそれほどない。運よく難波あたりをうろつけたとしても30分も肩もみに時間を費やす余裕がないことの方が多い。時間はあるのに手元不如意、なんてこともある。だからたいていはつらい肩こりにじっと耐えることになる。


ところが、である。


稽古をした後は、肩こりが消えていることにあるとき気付いた。特に塾長指導のもと、基本稽古をたくさんやったときほど終わった後、肩が軽いのだ。その理由は、実に簡単なことだった。つまり肩を大きく使う、肩甲骨を動かすことを意識する稽古をしているからだ。突きの威力はどれだけ肩を使えるかで決まる。


そのために三戦立ちでの突きにしても、あるいは組手立ちの突きにしてもとにかく肩を意識して稽古している。これがこりを程よくほぐす効果があるようなのだ。なるほど肩こり解消には肩甲骨を動かすことが効くのだと、それからいろんな肩動かし体操をやってみた。


たとえば片方の肩を思いっきり上に引き上げる。それこそ肩が耳につくぐらいに。このとき反対側の手はカギ型に曲げて肘を下に下げるようにする。後ろから見れば、上半身だけが平行四辺形になるようなイメージだ。これを繰り返す。


あるいは両手を揃えて肩の高さにあげてしっかりと前に伸ばす。そこから肩だけを使って左右の手を前後にずらす。あるいは同じく両手を肩の高さにあげて、今度は前と後ろに互い違いに肩を大きく回す。


こうやって肩をほぐした後に、首の運動を4種類やる。左右に回し、左右に倒し、前後に倒し、ぐるぐる回す。ここまでやってもたぶん5分もかからない。けれども肩こり解消効果はかなりある。肩こりに悩める方がおられるなら、だまされたと思ってやってご覧じろ。結構、すっきりしますから。


さらに良いのは、やはり肩まわりの筋肉をあらかじめしっかりと鍛えておくことらしい。ということでせっせと腕立て伏せをしたり懸垂をしたりしている。稽古で肩こりすっきり、こういうの一石二鳥というのだろう。



昨日のI/O

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昨日の稽古:

拳立て、腹筋