あなたも「メール中毒?」


1日に4回以上確認する人51%


米AOLの調査である。これによるとアメリカ人の約半数が、自分のことをメール中毒だと感じているらしい。

AOLは,13歳以上の米国人4000人の電子メール利用者を対象に調査を実施。「電子メール中毒状態と感じている」の回答は、昨年の15%から46%に急上昇。「一日に4回以上確認する」と答えた割合は51%で、「十回以上確認する」も2割に上った(日経産業新聞2008年8月4日付2面)。


こりゃ、ヤバい。


自分自身も1日4回どころではなく、10回以上もメールを確認しているではないか。確かに自宅で仕事をしているときには、何か一つ片付くたびに気分転換的メールチェックをしている。このときはメールを見た後、Googleリーダーで新着ブログも見る。「ちょっとだけ気分転換ね」と自分に言い訳しながら、気がついたら20分ぐらい経っていることが多い。20分もあったら、本の一章も読めるのにもったいないことだ。


これが打合せや取材などで外出したときはどうなるか。


もしかしたら自宅にいるときよりも頻繁にメールチェックしているかもしれない。Gmailはケータイでも読める、ということはいつでもケータイでメールをチェックすることができる。これがイカンのだ。すなわち、駅で電車を待っているときにチェック、電車に乗ってもたとえば新幹線だったらちょっと眠気覚ましにチェックといった案配で、たぶん1時間に1回はメールを見に行っている。


私自身は、企業にお勤めのビジネスパーソンの方々のように多くの人と関わる仕事をしているわけではない。だから、そんなにしょっちゅうメールが来るわけじゃない。なのに、ちょっと時間があくとついついメールを見に行ってしまうというのは、一種の中毒症状といえるのかもしれない。


Gmailを使う前は、これほどひどくなかった。というか、そんなに簡単にケータイでチェックすることとは不可能だった。プロバイダーと契約しているアドレスからケータイに転送をかけることはできるけれども、
そんなことをしたらまずスパムだらけ、とんでもないことになる。Gmailの強力なスパムチェック機能のおかげで安心してケータイからでも読みにいけるのだが、これがいかんのかもしれない。


そりゃ確かに、打てば響くがごとくに、こちらが送ったメールに間髪いれずに返事が戻ってくれば、ちょっぴりうれしかったりする。だから相手もそうだろうと考えて、できるだけ早く返信するためにメールチェックをしている。というのは、たぶんウソだな。


結局、暇つぶしにメールチェックはもってこいということなのだろう。そして潰すほど暇を持て余しているわけではなく、そんなことをしているなら他にやるべきことはいくらでもあるのだから、ここはやはりメールを見たい気持ちは、少しばかりぐっと押さえた方がいいのかもしれない。


すなわち自宅オフィスでワークしているときには、必要がないときにはネット落ちしておくこと。外に出かけているときには、ケータイでメールをチェックして暇をつぶさなくていいように、読むものを用意しておくか、考えるべきテーマを書いた紙でも持っておくこと。こうしたことを心がけることによって、もう少し時間を有効に活用できるのではないだろうか。


とりあえずメールチェックは1日3回、朝・昼・夜ぐらいで良いのではないかと思のだが、いかがだろう。そうやってメールジャンキー状態からリハビリする必要があるんじゃないかと思った。



昨日のI/O

In:
『パリだより/森有正
Out:
デジタルハーツ社インタビューメモ

メルマガ最新号よりのマーケティングヒント

「アナログ/デジタルの適材適所」
http://blog.mag2.com/m/log/0000190025/
よろしければ、こちらも。

□InsightNow最新エントリー
「魚の目で見るガソリン高」
http://www.insightnow.jp/article/1786

昨日の稽古:辰市小学校体育館

龍壱道場の審査でした。子どもたち、一般部ともに暑い中、全力で頑張っている姿に、とても刺激を受けました。暑い、だるい、休みたいなんて怠けたこと言ってちゃいけませんね。