マーケティングセミナー


今年はセミナーをやる


なんて、大胆な希望を書いてみたら、早速夢がかなうことになった。FMO(First、Most、Only)のインタビュー仕事でお世話になっているInsightNowでセミナーが開催される。そのゲスト講師の一人として、声をかけてもらったのだ。


InsightNowのセミナーは去年から開催されていて、採用系、人事系ですでに二回の実績がある。続く第三弾シリーズがマーケティング系となり、金森努氏、松尾順氏、伊藤達夫氏そして私の4人が担当させてもらうことになった。


その第一回が1月28日に開催される(→ https://www.insightnow.jp/events/seminar0128)。担当されるのは金森努氏、このブログにも時々コメントを寄せていただいているバリバリのマーケッターだ。InsightNowでも人気ナンバーワン、投稿数もナンバーワン、記事アクセス数も断トツのナンバーワン。評価の超・厳しいことで知られる「あの」グロービスでもマーケティング講師を務められている
プロ中のプロである。


個人的に金森氏とお知り合いになったのは、ブログを通じて。あるニュースサイトに投稿した私の記事が炎上したときに、とても心やさしいコメントを寄せていただいたことから、メールをやり取りさせてもらうようになった。そしてInsightNowにお誘いして以来、時にコメントをいただき、またタイミングが合ったときに東京でお会いしといったお付き合いをさせていただいている。


その金森氏がすごいなと思うところは、きちんと『自分マーケティング』を実践されているところ。いわゆるマーケティングコンサルタントの中には、自分で本当にマーケティングをしたことのない人たちも多くいる。特に大学を出てMBAをとり、優秀な新人としてコンサルティングファームに迎えられた人などがそうだ。彼らはケーススタディを通して理論は学んでいるし、思考能力が鍛えられている上に弁も立つ。


が、いかんせん自分がマーケティングを実践した経験がない。そこが金森氏との決定的な違いなのだ。金森氏は逆に大学を出て以来、まず実務畑を歩んでこられた。それこそ偉いマーケッターが考えたプランを、現場で地道に実践してきたわけだ。そこで現場を知らないプランナーの立てた企画の現実との齟齬に気づく。


この気づきを持てるかどうかが、実は本当のマーケッターとなるための第一ステップだと思う。そこからの金森氏がすごいのは、自分が感じた違和感を解消するために徹底的に勉強されたこと。矛盾に気がつく人はいても、その矛盾を自ら勉強して解き明かそうとチャレンジする人は稀である。さらに矛盾を解き明かし、自ら咀嚼して人に教える、あるいは現場で本当に活用できるレベルの知にまで昇華できる人は希有である。


だからこそ、あれほど多くの、しかもレベルの高い記事を書き続けることができるのだろう。


そして金森氏が、何より本物マーケッターであることを示すのが、自らの見せ方に対するこだわりだ。氏のテーマカラーはレッド、真紅である。ネクタイが赤、愛用のLet's Noteも赤、ゼロ・ハリのアタッシェまでも赤。自分を印象付けるためのセルフプロモーションを徹底されているのだ。


まさに骨の髄からのマーケッター・金森努氏のセミナーは、必ずや学びの多い内容となること請け合いだ。景気が悪くなり正社員の雇用さえも今年はどうなるかわからない状況である。自分を守るのは、自分の力しかない。ビジネスパーソンにとって何より身につけておくべき能力は、まずマーケティング理論とその実践への活かし方のはず。


その意味でも金森氏のセミナーは最適だ。単に座学で話を聴くだけではなく、講義に基づいたワークショップの二部構成となっている。今年は何かを学ぼう、まず自分を鼓舞しようと考えられる方は、ぜひ金森氏のセミナーに参加されることをお薦めする。
https://www.insightnow.jp/events/seminar0128



昨日のI/O

In:
スタッフインタビュー
Out:
大阪商業大学・大橋教授インタビュー原稿
京都大学医学研究科・福山教授インタビュー原稿


昨日の稽古:富雄中学校武道場

・縄跳び〜補強運動
・基本稽古
・ミット稽古
・組手稽古