お一人さまの限界か


経営者7人、大学教授9人、ジャズシンガー1人、企業取材3件


年初にインタビュー倍増とか書いたら(→ http://d.hatena.ne.jp/atutake/20090102/1230890436)、その通りの状況になってきた。2月末までの2ヶ月で取材が20件、年間120件ペースである。経営者7人の中には、ベンチャー企業アメリカ人CEOがおられて、初めて同時通訳付きの取材も経験した。


おまけにあるプロジェクトに本格的に関わることになり、毎週一日は朝から夕方まで定例ミーティングがある。おかげさまでめちゃめちゃ忙しい。こうやってブログを書こうと思えば、夜中ぐらいしか時間がない。


そんな中で何とか時間をやり繰りして、稽古に行き、本も読もうとしている。これはつい最近、お話を伺った渡邉美樹社長の強い影響を受けてのこと。あれぐらいスケールの大きな人に少しでも近づきたいと思う。


ほんとに同い年とは思えない(などと考えること自体がおこがましいのだが)人間の大きさと頭の良さである。そして頭の良さではもう一人、同い年なのに到底敵わない人がいる。佐藤優氏である。恐ろしい勢いで次から次へと本を出してくるので、なかなかすべてを追いきれないのが悔しいが、それでも何とか読もうとはしている。


読めば確実に得るものがあるからだ。最近では相手の『内在論理』を常に意識すること、『愚行権』を認めることを学んだ。しかし、またまた自分を基準にするのが間違っていることは重々承知の上で、この人の本を書くペースには驚嘆するばかりだ。書いている中身がぎっちりとした本を、かくも早いペースで書き続けられる理由はやはり『獄中記』にあったとおり、監獄の中での仕込みがあるからだろう。


十分なインプットと、それをじっくり咀嚼する時間がないと、まともなアウトプットなどできないのだ。インプット&咀嚼&アウトプットをいかにムダ・ムラなくまわしていけるか。ここで新しいステージに上がらないと、お一人さまの限界がすぐにやってきそうだ。


昨日のI/O

In:
『夢に日付を/渡邉美樹』
Out:
ワタミ・渡邉美樹社長インタビュー原稿
ロフトワーク・林さんインタビューメモ
同志社大学石田教授インタビューラフ原稿

昨日の稽古:西部生涯スポーツセンター

・基本稽古
・移動稽古
・ミット稽古
・補強運動
・約束組み手