Desk TopをTask Topに




毎朝10個


何とか、その日のうちに片をつけてしまいたいと思い、毎朝タスクを書き出している。10個もあること自体が、そもそも間違いなんだろうけれど、お一人様だから仕方がない。自分がやらずして、一体誰がこなしてくれるというのだ。


それ故、タスク管理に関してはこれまでに、いろいろなやり方を試してきた。百式田口さんが開発した「Checckpad」、Mac用のタスク管理ソフト「iGTD」、「Remamber the milk」とかGoogleさんのGmailに連動した「Task」とかも使ったことがある。


こうしたデジタル系を使う前には、システム手帳を使っていた。ここでも紆余曲折があり、最後はオリジナルのデイリーリフィルを作ったりもした。他にもたぶん、このブログでも何回か書いたことがあるはずだ(覚えてないけど)。


というぐらいに、いつも関心があって、だからかもしれないが未だに「これで決定、もう他を検討する必要ありません」ツールとは出会えていない。


結局、どうやっているかといえば毎朝、Excelで作ったフォーマットにその日やるべきこと、近いうちにやらなければならないことを思いつく限りリストアップし、優先順位をつけ、いつやるかをざっと考えてみるといった方法を採用している。


ところが、引っ越し&職住分離体制となったために、ちょっとした不具合が起こることになった。問題はプリンターが一台しかないことにある。プリンターは仕事場にある。といっても自宅から歩いて5分程度だから、一般的にはすごく近い。というか、そんなの「通勤」とは呼べないぐらいの距離だ。


が、朝目覚めるのは自宅である。起きて何をするかといえば、メールをチェックして(夜寝るのが早いために、こちらが寝てから届くメールが結構ある)、それからその日の予定を考えることになる。ここで問題が起こるのだ。


予定を考えるということは、本日のタスクを書き出すということ。ExcelファイルはDropBoxにあるから問題はない。が、書き込んだファイルを自宅ではプリントアウトできない。これが困るのだ。そりゃ仕事場までたったの5分なんだから、ちゃっちゃっと行って出力すればいいのだろうけれど、そうもいかないケースもある。


朝一番から取材やミーティングに出かけなければならない時がそうだ。もちろん、夜早く寝る代わりに朝だって結構早く起き出しているのだから、仕事場に行くぐらいの時間がないわけじゃない。が、タスクリストを印刷するためだけにわざわざ仕事場まで行くのは面倒ではないか。


そこで仕方なく前日のリストを使って、終わったタスクは赤線で消し、余白に新しいタスクを書き込んでいた。が、ここで気がついた。要はタスクはいつも目に入るようにすればいいわけじゃないかと。あるいは一つ仕事を片付けたら、次に何をすべきかがわかればいいんじゃないかと。さらには今日のうちに、あと何と何を最低限済ませれば良いかを把握できれば良いのだろうと。


で、思いついたのがDesk TopをTask Topにすること。


つまりタスクを書き込んだExcelファイルのスクリーンショットを撮って、そいつをデスクトップの壁紙にしてしまう。ファイルの色使いを考えないと、フォルダーアイコンなどが見づらくなるけれども、とりあえずひと仕事終えて、ファイルを片付けたらタスクリストがイヤでも目に入る。


緊急処理用として考えたやり方だけれど、意外に使えるかもしれない。



昨日のI/O

In:
『不透明な時代を見抜く「統計思考力』神永正博
Out:
某社情報誌・企画趣意書

昨日の稽古: