これから先も関わる人


ざっと思い浮かべるだけで100人ぐらいだろうか


プライベート、仕事を含めて今現在、何らかの関わりのある人の数だ。一人ひとり数え上げたわけではないので、もしかしたらもっとたくさんいるのかもしれない。というか、こうやって書いているうちにも、そんなに少ないわけないやろと思ったりする。


確かに。


では仮に300人だとしよう。これが現時点で関わっている人の数だ。それが多いのか、少ないのか。世間的な平均と比べてどうなのか、自分の年齢では、などといった相対的な視点はどうでもいい。大切なのは、その中の何人の人と、これからの人生でも関わっていくのか。どんな関わり方をするのかだと思う。


これがもし、大勢の人にモノを買っていただく商いをしているのなら、わずか300人の関わりではあまりにも少ないかもしれない。もちろん、その関係の中でどんな価値を提供し、どれぐらいの対価をいただくのかによっても関わり人数は左右されるはずだ。


たったひとりの相手に対して、嫌らしい話だがお金に換算して3億円ぐらいの価値を提供するなら、それに自分の残りの人生を賭ける選択肢はあるだろう。逆に考えるなら、今の自分が置かれている状況からは非現実的だが、100万人に対して一人あたり300円ぐらいの価値提供で勝負することもありだ。


自分が提供できる価値は何なのか。その価値を認め、求めてくれる相手は誰なのか。これまであまりにもいい加減に仕事をしてきた中で、せめて、これから先はきちんとやっていきたいではないか。


そんな視点から、これから先の人生を、つまり誰に対して、どんな価値を提供して生きていくのかを、見直す必要があるのではないか。それとも、自分がいま提供できる価値を一人でも多くの人に提供することも選択肢の人になるかもしれない。などと発作的に思いつく新居浜の朝だった。


もしかしたら、ちょっと大それたことをあえて口にするなら、そういうことをふと考えるような年齢が『知命』なのかもしれない。


ここまで書き終わって、今一度ざっと数え直したら、何らかの関わりのある人は500人でもきかないのかもしれない。その中にはもちろん、とても浅いつながりでしかない人の方が多いのだけれど、でも「この人とこれから先も関わるのは嫌だな」と感じる相手がいないことは意外に思った。


これって、かなり幸せなことだと思う



昨日のI/O

In:
『経営者会報』
Out:
前川徹教授取材原稿
マロニエゲート広報さん・インタビュー原稿
東北新社広報さん・インタビューラフ原稿
ANAインターコンチネンタルホテル広報さん・インタビューメモ

昨日の稽古: