アジアデスク賞


R+さんから送っていただいた献本『クーリエ・ジャポン』についてレビューを書いたら、当たりました。


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 02月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 02月号 [雑誌]


【アジアデスク賞】


だそうです。【選評】にいわく

取り扱いが難しい素材をかみ砕く「咀嚼力」が魅力的なレビュー

とほめてもらいました。うれしい。


該当ブログは「世界の多様さを考える(→ http://d.hatena.ne.jp/atutake/20100120/12639385309」。このエントリーについては、知人から寄せられたコメントで、さらに考えが深まるというなかなか希有な体験をさせてもらってもいる。そして受賞。いや、年始めから良いことづくしだ。


そもそもレビューコンテストというのは、レビュー専門ブログネットワーク「R+(レビュープラス)」さんが始めたイベント。出版社からネタになる本を出してもらい、その本についてレビューを書くブロガーを募る。集まったブログを内容に応じて表彰する。誰もが思いつきそうでいて、どこにもなかった出版PRモデルだと思う。


おそらく出版社にとっても、ブロガーにとってもメリットのあるシステムだ。このモデル自体にもとても興味がある。いつか取材させてもらう機会があれば、と密かに狙っていたりする。


それはさておき『クーリエ・ジャポン』は、実はその創刊期からちゃんと存じ上げている。2005年だからもう5年も前になるが、東京(確か六本木のどこかだった)出張の時に泊まったホテルで無料配布されていたのだ。そのとき、これはすごいおもしろい雑誌だと感激してブログを書いている(→ http://d.hatena.ne.jp/atutake/20051125/1132876413)。


この雑誌については、相当インスパイアされたようで二日続けてエントリーしている(→ http://d.hatena.ne.jp/atutake/20051126/1132955179)。ということを、実はすっかり忘れていた。やっぱり、もしかしたら、信じたくないことだけれど、50歳を過ぎていささか惚けが始まっているのかもしれない。


とはいえ今日、こうやって「受賞記念ブログ」を書こうと思い立ち、書いているうちに「そういえば!」と思い出したのだから、まだよしとしよう。


とりあえず表彰の証として「デジタルバナー」なるものをいただけるそうだ。ありがたい。そして編集部訪問イベントもあるらしい。こちらは残念ながら、東京へほいほいといけるような状況ではないので、パスするしかないのだけれど……。


ただ講談社さんであれば、もしかしたら今後、とある企画の進行次第では伺う機会がないとも限らない。そのとき、次の編集部訪問イベントとタイミングが合えば、ぜひお邪魔させていただければと思っています。そのときは、どうぞ、よろしくお願いします。


また、何回も献本いただいて、このような機会を与えてくださった『R+(レビュープラス)』さん、本当にありがとうございました。共通の知人もいるみたいなので、どうぞ、今後ともよろしくお願いします。


今回、ほんとにありがとうございました。

昨日のI/O

In:
『知の現場』久垣啓一
Out:
ゴヤジャパン社長様インタビューメモ

昨日の稽古: