超一流はなんと答えるか
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このエントリーは、R+さんの『BBT on DVD 大前研一LIVE(月フルプラン)』についてのレビューです。3月頭から実に2ヶ月のフル参加、その第二回レビューです。
「もし私が○○だったら」
前回のレビューでは、この『BBT on DVD 大前研一LIVE(月フルプラン)』ではケーススタディが魅力だと書かせてもらった。魅力はほかにもある。なんと、大前研一氏に直接、質問することができるのだ。
月フルプランを申し込むと、IDとパスワードが配布される。サイト(→ http://bbtondvd.com/)ではこれを使って、講師に質問することができる。大前研一のニュース解説を見ていて「この問題、自分はこう考えるんだけれど、大前さんはどう切り返すだろうか」と思ったら、その質問を直ちに講師に投げかけることができるのだ。
もっとも、すべての質問に答えが返ってくるわけではない(だろう)。大前先生の感覚のどこかに引っかかるような疑問を、こちらが投げかけることができれば、もしかしたら答えていただけるかもしれない。
ちなみに筆者が出した質問は下記の通り。
3月21日号での普天間基地問題について。鳩山氏はオペレーションズ・リサーチの研究者だったので、ギリギリまで最適解を探しているという説がありますが、学長はどう思われますか? また仮に学長がいま、鳩山首相の立場なら、どんな判断を下されますか?
3月21日号で大前先生が、普天間基地問題について解説しておられた内容にインスパイアされた質問だ。鳩山氏については、どう見ても頼りなさげにしか見えないのだが、個人的にほぼ全幅の信頼を置く佐藤優氏が高く評価していること、知り合いの民主党議員さんから鳩山氏の根っこは科学者であること(ローマクラブの『成長の限界』が政治活動の原点であること)を聞かされているために、何か常人ならざる思考を秘めているのではないかとの期待を捨て去ることができない。
大前研一氏も、元はといえばMITで原子力工学科で博士号をとられたサイエンティストである。その資質にあるはずの科学者としての視点、思考は、同じく科学者を出自とする鳩山氏をどう見ているのか。
もし回答をいただけたら、ぜひ、ご紹介したいと思う。