心ゆさぶるライティング講座


7月25日朝7時15分


京都は四条烏丸、COCON烏丸4階のシティラボで文章講座がスタートします。8回シリーズの講座で6回分の講師を務めることになりました。そのタイトルが、なんと『心ゆさぶるライティング講座』です。


また、えらい講座名を付けてしまったことよ。


「そもそも、お前さんに心ゆさぶる文章を書けるのかい」
「あんたの書いた文章、いつ読んでもピンと来んのやけど」
とおっしゃる皆さま、その通りでございます。と謝ってはみたが。


あっ、ちょっと待て。そんな簡単に認めてしまっては、すでにお申込みいただいている方々に失礼ではないか。そう、ここはぜひ、講座のサブタイトルをご覧いただきたい。「伝わる文章の磨き方」とありますでしょう。


そうです。お教えするのは、書き方であり磨き方なのです。人が人に教えることのできるのは、〇〇のやり方です。勉強なら中身そのものではなく、勉強のやり方。空手なら稽古のやり方。やり方は、ひと通り知っていれば教えることができる。


そこは守破離の世界です。まず徹底的に型にはめる。なぜ型にはめるのか。自由に、個性豊かにやるべきではないのか。違うのです。型にはめる意味は、自分がこれまでの間に知らず知らずのうちに身に着けてしまった癖をとること。この理屈を理解し、自ら型にはまることのできる人は成長が早い。


型にはまることでクセをとれば、次ははまった型を自分に合うように調整する。これが『破』の段階です。ここまでくれば大したもの、『破』を極めれば、古武術の免許なら奥伝でしょう。


さらにクリエイティブな方、その道が自分によほど合った方は、その先へと進むことになる。それが『離』、つまり師の教えを離れて、自分の型を起こす。これすなわち免許皆伝というわけです。ただし、ここは極真の世界です。すなわち千日をもって初心となし、万日をもって極となす。


じゃ、あんたはどうなのと問われるなら、ようやく『破』の中程ぐらいでしょうか。ただ、書くことを生業としているし(一応)、人より一生懸命書いているし(たぶん)、人よりたくさん書いています(これは間違いないかな)。だから磨き方はお教えできるはず。


今回の講座開催にあたって、一生懸命、書き方の教え方を考えました。たくさん本も読みました。仕事をしながら、いま、自分はどうやって書いているのかと見つめなおしたりしました。その成果を、いよいよ水曜日から披露いたします。


ちょっと小難しいことを書きましたが、実際にはまず書くことを楽しんでもらえるよう工夫しています。だから楽しみに来てください。


この講座、あとお二人分、席にゆとりがあるとのこと。興味をお持ちの方は、ぜひお申し込みくださいませ。


幸い『書く』講座なので、フェイスブックのシークレットグループを活用したオンライン講義というか相談というか添削みたいなことも、やりたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。


お申込みはこちらまで。
http://asageiko.jp/course/2012_summer_copywriting/


昨日のI/O

In:
『女性のうつシンポジウム』
Out:
某原稿

昨日の稽古:

懸垂・腹筋