ケーススタディのおもしろさ


英語を勉強したい


そう思って、昨年、何回か勉強会を開いた。目標はTOEIC700点。幸いなことに英語は嫌いじゃない。読むのはなんとか、でも、聞き取りはダメ。単語は覚えてない(新しく覚えることも難しい)。


という状況からのスタートで、最初に模擬テストを受けた時には600点も取れなかった。そこからTOEICの参考書を何度か繰り返して読み、リスニング問題をiPhoneで走りながら何度も聞いた。おかげで4ヶ月後の試験では、目標を突破できた。


そこから、すぐにもう一歩上のレベル、860点とか950点とかを目指そうかと思ったけれど、ちょっと休憩中である。でも、何か英語に触れていたいなと思った時に、お誘いを受けたのが、こちらのケーススタディ。


英語のテキストを読んで、日本語でディスカッションする。これがおもしろい。テキストは、ハーバードのビジネススクールで使われているもの。テキストを読むだけではなく、課題について事前に考えておくことを求められる。


ケーススタディということは、ある企業にとっての、特定の状況が設定されているということ。そこで、自分が経営者なら、どう判断するのか。課題で求められるのは、その判断だ。これが興味深い。


といって、ハードルが高いわけでは決してない。


むしろ、英語のテキストは平易で読みやすい。専門用語もほとんど使われていない。だから、割とスラスラ読める。わからない単語なんかすっ飛ばして読めばいい。2回ぐらい読めば、だいたい何が書いてあるのかが頭に入る。


その上で「さて、自分が経営者なんだから、この状況は、どうやって切り抜ければよいのか」と考えを巡らす。これはとても、よい思考実験になる。いま経営者なんかじゃないしと、いう人でも、経営者の視点でものごとを考えてみることは、とても刺激的な頭の体操になる。


企業で働いている人なら、経営的思考に触れることは、きっと役に立つと思う。自営業をされているなら、自分が何かを判断するときの参考になる。


何より、参加していて興味深いのは、他の人の考えを聞けること。参加者には、ベンチャーキャピタルの経営者や、京都では知らない人のいない企業の経営者などがおられる。実際に企業を経営している人たちの、モノの見方、判断基準などを直に聞ける。これは勉強になりますよ。


「あっ、そう見るのか」とか「そこを大切に考えるのか」といった気づきがある。ディスカッションといっても、無理やりにでも何かしゃべりましょうといった厳しいものじゃない。初めて参加される方は、ニコニコしながら聞いているだけで、全然OKである。


その敷居の低さが、この勉強会の何よりの良さだ。2月15日の朝、お時間ある方はぜひ。おススメです。誰でも参加可能です。


2/15 Harvard Business School Case Study
https://www.facebook.com/events/478718072237996/?ref_dashboard_filter=upcoming




昨日のI/O

In:
ビッグデータ関連資料
Out:
某新書「はじめに」原稿

昨日の稽古:

ジョギング6キロ
インクラインシットアップ・ダンベルプレス・カール