力を抜いて、力を入れる

昨夜の稽古内容:7時20分〜8時50分/西部生涯スポーツセンター・ダンススタジオ


<5分間スパーリング>
ウォーミングアップの代わりに、防具をつけずに軽くスパーリング。
休憩なしでの5分はかなりしんどい。
防具なしとはいえ、まったく当てないわけじゃない。
ローを軽く蹴ったつもりでも、相手の骨とこちらのスネが当たったりすると、ゴチンとくる。
でも、連続で技を出すことを意識するのには、とても良い練習だと思った。


<ミット蹴り>
ミドルから上への回し蹴りが、未だにうまく蹴れない。
自分の足が上がらないことを意識し過ぎるためか、ほとんど2段モーション。
膝を抱え込んで、そこから「ヨイショ」っと力みまくっているようだ。
いっそのこと、一度腰を引いて、半身の体制から蹴ってみてはとアドバイスしてもらう。
なるほど、これだとスムーズに出るようだ。
ただし、膝でリードしていくことを意識しないと、またぎこちなくなる。
最後まで膝から入っていって、当たる瞬間にリリースする。
ヒットポイントまでは、力を抜いておく。
これを練習しなくちゃ。


<間合いを変えての回し蹴り>
相手との間合いを変えて、ロー、ミドル、ハイを蹴る。
回転軸を軸足側においた時、蹴り足側の骨盤においた時で、蹴りの伸びが違う。
回し蹴りを蹴る時の間合いを細かく意識したことはなかったが、ここもしっかり考えよう。


これまで間合いと言えば、相手の突き・蹴りが当たる距離のみを意識していたようだが、
自分の技を活かす間合いも考えなくちゃ。
自分の得意な技を活かす間合いを見つけること。
これは結構、重要な気づきだ。


<7分間スパー>
黒帯の先輩に相手をしてもらう。
相手が大きく、蹴り、パンチ共に早い。
こちらが相手にとっては上段を蹴りやすい背の高さだから、
とにかく上段をもらわないよう集中する。
攻めは二の次になる。


すると、相手からはどう見えたか。
ガードに意識がいきすぎると、ガチガチになるようだ。
要するに「力、入り過ぎ」らしい。
だから、たまに突きを出しても、力が入った状態からの突きだから、相手には見え見え。
攻撃も単発的になりがちだ。


相手としては、こんなにやりやすいことはないらしい。
単発の攻撃をかわしさえすれば、ほぼ無防備な私をいかようにも攻められる。
こちらとしては、攻めると逆襲されることが恐怖感になる。
だからといって、受けてばかりでは、相手の間合いでいいように攻められる。


「もう少し、脱力を意識しましょう。
 力を抜けば、攻めが速くなります。
 受けも、柔軟になります」と教えてもらいました。


いい稽古になりました。
伊藤先輩、中盛先輩、ありがとうございました。押忍。






本日の稽古

  砂袋:突き100本、すね100本
  立禅6分