2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

非常識の時代

7勝7敗なら、次の勝負の勝率は8割 これは千秋楽の大相撲の話。最終戦までの成績が7勝7敗、つまり、その場所での勝率はそこまで5割の力士なのに、最終日に、しかも相手の星が8勝6敗の場合に限っては、勝つ確率が8割にはね上がる。変じゃないかという…

子どもへのコーチング

男子三日逢わざれば刮目して見るべし、というが。 ことは男子だけに限らない。むしろ最近では、女子の方が当てはまる諺となっているかもしれない。この日曜日に子どもの新人戦があった。よく知っている女の子が出たのだが、彼女の上達ぶりが強烈に印象に残っ…

犬や猫は心の癒しになるか

飼いたい、もしくは飼っている人53% これは21〜30歳の未婚男女に聞いた調査の結果(日経新聞5月28日号)。お年寄りならまだしも、この年代の、しかも独身の人たちがこれほどまでにペットを求めているとはかなり意外だ。 なぜ、彼らはペットを求め…

女子高生のすごさとは

主婦よりもケチ。10円にとことんこだわる。 いろんな消費者クラスターの中で、価格に対してもっともシビアな目を持っているのが女子高生らしい(『プレジデント』誌6月12日号)。これはちょっと意外な発見だ。 同誌によれば、彼女たちは「生まれたときからコ…

トップを生でみる

史上12人目の4000塁打 運よく清原選手の偉業達成を生で見ることができた。たまたま「ドーム、連れてってや」と息子に頼まれて、んじゃ行ってみるかとなった次第。大阪ドームなら玄関出て、ちょうど1時間ぐらいで行ける。 プロ野球を生で見るのは、1…

携帯電話用外付けキーボードはないのか

厚さ、わずかに11.5ミリ モトローラが開発したスマートフォン『MotoQ』である。スマートフォンとは日本では聞きなれない言葉だが、多機能携帯電話のこと。わかりやすくいえば携帯電話として使えるPDAみたいなものといえばいいだろう。あるいは電話と通信機能…

中国の視点で考える

中華四千年の歴史という 確かに中国の人は、モノを考えるときの時間軸が相当に長いのだと思う。以前にも書いたけれど、いま中国でコンピュータ産業を引っ張っているのは、今から20年以上も前に国策としてアメリカに派遣された人たち(大学のエリート)であ…

算数恐い

1、2、3、2、3、4、3、4、5、4、5、6、5、6、・・・ こんな数列があるとき、左から数えて100番めまでの整数をすべて加えるといくつになりますか。 これが基本問題。といっても高校ではなく、中学でもなく、小学校4年である。こんなのでき…

LGBTの感性とは

推定市場規模7兆円。 日本のLGBTマーケットである(日経MJ4月19日)。LGBTがなにかといえば、L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー。性的少数者を意味する言葉である。 こうした人たちがどれぐらいいるのか、今のところ統計…

auは漁父の利を得るか

53%vs26%vs16% 上から順にNTTドコモ、KDDI、ボーダフォンと並ぶ。これが携帯電話とPHSを合わせた契約者のシェア状況だ(日経新聞4月24日)。 クープマンの目標値でみれば、 NTTドコモ =53%:相対的安定シェア(41.7%)をクリア au(KDDI) =26%:市場…

バンド、恐い

全国のゲーセンに約700台 『ギターフリークス』なるゲーム機の設置数である。同じ音楽系ではコンガやキーボードの体験ゲームもあったそうだが、演奏姿が地味なために受けなかった。唯一受けたのがギター。やはり憧れはギターなのだ(日経MJ5月19日)。 いま…

上司、恐い

月間200時間 サラリーマン時代の残業(休日出勤を含む)記録である。これだけ残業すると、本給よりも残業代の方が多くなる。ボーナス月でもないの給料2倍みたいなもんで、1〜2年ぐらい上の先輩社員からはずいぶんとうらやましがられた。 初めて務めた会…

みんなが光回線になるとき

1年で倍増、ユーザー数1000万件に 光ファイバー回線を利用する人が増えている(日経新聞5月18日夕刊)。しかもこの一年で倍増する勢いだ。これまでブロードバンドの主流を占めていたのがADSL、うちも最初はこちらを使っていた。それでも、その前に使っていた…

膝抜きと無拍子

一人がバレーボールを両手で挟む。 相手は向かい合って立ち、ボールの上に両手を乗せる。 ボールを挟んでいる方が、できるだけ動きを小さくしてすっと手を広げる。当然、ボールは落ちる。そのボールが床に着くまでに掴めるかどうか。やってみるとわかるけれ…

あなたは座り小便派?

無記名アンケートでは52% 洋式トイレで座って小便をする男性の割合である(週刊エコノミスト4月25日号)。本当であろうか。ちょっとググってみるとちょうど4年ぐらい前、とあるテレビ局が調査した結果では、座り派は14.7%だったそうだ。もっとも別のデータ…

あなたのGoogle度は

かたや244万に対して、たったの67 何の数字かといえば、Googleでの検索したときのヒット数。244万のキーワードは『堀江貴文』、67は自分の名前を入れたとき。検索して初めて知ったけれど堀江貴文氏にはWikipediaのページまである。さすが。 企業の場合は、そ…

AIDEES的現象

日本からの訪問者212万人 といっても海外旅行の話ではない。アメリカの映像投稿サイト『YouTube』へのアクセス数である。しかも、この数字は今年3月の月間訪問者だという。一ヶ月で200万人といえば、そんなに莫大な数字ではないかもしれないが、これが日本の…

レヴィ=ストロース的世界

夢のお告げである。 なぜ、ブログを書くことがおもしろいのか。夢の中でずっと考えていた。夢で見たことを覚えているのは、とても珍しい。が、なぜかかなりクリアに残っているので忘れないうちに書いておく。キーワードは、パラダイムシフトとレヴィ=ストロ…

携帯2.0が始まる

9227万台 2006年4月末時点での、携帯電話の契約台数である(日経新聞5月12日)。仕事の必要上、一人で2台持っている人がいることを計算に入れても、普及率は相当に高い。単純に数だけでいえば、20歳以上人口数のほぼ9割(平成16年の成人人…

試験恐い

寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))作者: 内田樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/06/20メディア: 新書購入: 43人 クリック: 418回この商品を含むブログ (341件) を見る しまったぁ〜。寝過ごしてもた。 えらいこっちゃ、この単位落としたら、もう一…

子どもとネットの付き合い方

14日でアクセス数847 息子が始めたブログの話だ。一日平均60ぐらいのアクセスを集めていて、それってちょっと多くないか、などと思ったりしているのだが、ま、それはおいといて。 ログを確かめたわけではないけれども、たぶん今のところ見に来ている…

メタボリック症候群、大丈夫?

成人有病者1300万人。予備軍1400万人 40代以上の男性の半数が、ヤバいらしい。メタボリック症候群である(日経新聞5月9日)。これが何かといえば「高脂血症」「高血圧」「肥満」「糖尿病」のうち、3つ以上があてはまる場合をいう。なかでも肥満…

電話が消える日

ついに利用者1億人突破 しかも昨年9月末からの7ヶ月間で利用者数が倍増。インターネット電話スカイプ(Skype)の話である(日経産業新聞5月5日)。仮にこのペースで(頭の中に利用者増のグラフを思い描いてみてください、あなたが思い描くのは直線グラ…

拳を交わす意味

それは一種、異様な光景だった。 組手をしながら泣く。とめどなく涙があふれてとまらない。少し失礼な表現だが、およそ涙など似つかわしくないようないかつい顔をした黒帯の猛者たちがである。 昨日、自分の師であり、空研塾・奈良支部を引っ張ってこられた…

マクド値上げの成否は

最高640円 マクドナルドが32品目、既存商品の6割で値上げに踏み切る(4月24日&5月1日・日経MJ)。狙いは、いうまでもなく客単価の引き上げだが、はたしてそううまくいくだろうか。 マクドナルドの価格戦略に関しては1年ぐらい前に、100円マ…

村上ファンドと阪神の問題

1200円vs900円以下 阪神株をめぐる攻防である。売り手の村上ファンドとしては、できるだけ高く売りたい。買い手の阪急としては、可能な限り安値で引き取りたい。というところなのだろうが、なかなか落としどころは見えないようだ。 村上ファンドが当…

居着くとは何か

「松井さあ、打席では歩いた方がいいに決まっているよ」 落合博満のこのひと言が、松井秀喜のその後のバッティングを決めたそうだ(日経新聞4月25日)。それまで松井は自然な体重移動を求めてさまざまな試行錯誤をしていた。足を上げる・上げない、高く上…

アイデスってナンデス?

会員数60万人、口コミ情報370万件 女性向け「みんなのクチコミサイト」@Cosme(アットコスメ)の実績である。化粧品の口コミサイトとしてスタートし、今や化粧品情報専門のコミュニティポータルサイトとして不動の地位を獲得している(日経MJ4月14…

語り口、いくつお持ち?

身体(からだ)の言い分作者: 内田樹,池上六朗出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2009/12/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブログ (37件) を見る たとえば、とても仲のよい友だちと話すとき。 たとえば、とても世話になった恩師と…

誰と食べると楽しいか?

残りあと3万2000回 仮に75歳まで生きるとした場合の、残りの食事の回数である。ちなみにこれまでの食事回数をトータルすると、約5万回。そこでだ、残された食事の機会をどう考えるか。 まだ3万回もあるのだから、とは思いたくない。それこそ一期一…