運転中に電話は必要か


年間死者2600人、事故率は3倍に。


アメリカ・ハーバード大学が調査した運転中に携帯電話を使用していた
ケースの統計だ。しかもこれは2002年度のデータなので、現状はもっと
増えているだろう。
http://www.itmedia.co.jp/news/0212/05/ne00_hcra.html


道を歩いていて、あるいは車を運転していて、十人に二人ぐらいはこん
なリスキーな行為をしている人を見かける。たとえ携帯電話で話してい
なくても、車の運転には人を傷つけるリスクがある。


注意していても、物陰から子どもが飛び出してくる可能性はある。死角
から自転車が飛び込んでくることだってある。もちろん、これらの場合
は一方的にドライバーが悪いわけではない。けれども車には相手を傷つ
ける力がある。


そのことをわかってるのだろうか。


ましてや携帯電話で注意力が散漫になったら。ボタンを押そうと下を向
いた瞬間に、子どもがフラっと道に出てきたら。しっかり前を見ていれ
ば起こらなかったはずの事故で、最悪の場合は未来ある命を奪ってしま
う。


そんなリスクを払ってまで、その一本の電話で話すことは価値があるも
のなのでしょうか。あるいはせめて道ばたに車を寄せて、車を止める間
さえも待てないほど重要な電話なんだろうか。


自分の行為にはどんなリスクの可能性があって、それと引き換えに獲得
しようとしている価値はどれぐらいのものなのか。もう少し、ここを考
えてもらいたい。


そして本当に大きなリスクをかけて勝負する人ほど、普段の些細なリス
クは可能な限り避けるようにしている。これも覚えておいてもらいたい。



昨日の稽古:富雄中学校体育館 19:00〜20:40

  ラダートレーニン
  基本稽古
  ミット稽古(回し蹴り〜後ろ回しの連続・蹴りの受け)
  スパーリング