あなたは何番のタイプ?
すべての人を9つのタイプで分類する
エニアグラムである。とりあえず、下記のサイトをのぞいてみてください。ここに記された質問に答えていくと、9つに分けられる性格の中で、自分がどのタイプに当てはまるのかを教えてくれる。
→ http://www.enneagram.gr.jp/check/index.html
もちろん、結果には納得のいく場合もあるし、ちょっと違うなあと思うこともあるだろう。ただ、このエニアグラムは、2000年以上の歴史を持ち、イスラムの秘法としても活用されてきたらしい。という話を聞くと、それってちょっと………、と思わないでもない。
とは思ったけれども『エニアグラムお話しの会by多田容子さん』に参加してきた。多田容子さんは京大経済学部出身の作家である(http://homepage2.nifty.com/tada-yoko/)。歴史小説を書かれる一方で、こぶ術の研究もされている。多田さんとを知ったキッカケは『自分を生かす古武術の心得』を読んだからだ。
それで多田さんのホームページを見たり、ツイッターでフォローしているうちに『お話しの会』が開かれることを知って、参加してみた次第。ここで二つの発見があった。
まずはエニアグラム。事前に『9つの性格』という日本でのエニアグラム第一人者が書いた本を読んで、概略はわかっていたつもりだった。けれども、エニアグラムはすごく奥が深いことがわかった。エニアグラムの考え方を踏まえて、人と接すると、その人とのコミュニケーションをより深められる可能性がある。
特に相手の言っていることが理解できないような時こそ、エニアグラム的な考え方が生きるだろう。これは新しい気づきである。まだまだエニアグラム超初心者だから、うろ覚えで使うのは危険だけれど、例えばマネジメントやコンサルティングの時に、あるいは子どもの指導時などにも使えると思う。
二つめは、この『お話しの会』自体のユニークさだ。参加人数が2人〜6人と書いてあったので、非常にこじんまりした集まりとは思っていたのだが、本当にそうだった。場所は、塚口のマンションの一室。本当に6人も集まれば、満杯となるぐらいのスペースで開催された。
この人数と空間の比率が実に良い。話が活性化する。昨日来られたのは、私以外に4人。いずれも以前からのお知り合いのようだった。私はまったくのストレンジャーながら、その場の雰囲気にすっと入り込むことができた。これは、かなり新鮮な体験だった。集まっておられた方は、エニアグラム的には、ほとんど異なる性格の方ばかり。でも話が弾む。
もちろん多田さんが、話をリードされるのだけれど、適当に質問を振ってくださったり、こちらが何かを言えば、耳を傾けてくださる。だから話しやすい。そして『お話しの会』は、その名の通り、多田さんを中心にお話しをする会である。3時間が、あっという間に過ぎた。おもしろかった。
これはサロンでの茶話会、みたいなものだろうか。こうした集まりに参加したのは初めてだ。そして主に聞きながらも、ときどきネタを振られて自分で話す、あるいは質問を投げかけてみるコミュニケーション形式が、とても新鮮だった。
9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 (PHP文庫)
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昨日のI/O
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『武術の創造力』甲野善紀・多田容子
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