独身女性の37歳は運命の分かれ道なのか


年収600万以上800万未満が35%


33〜37歳の未婚女性が、結婚相手に求める年収の話。ちなみに800万円以上を求める女性は、全体の約43%になる。ということは、この年代の女性のだいたい80%が年収600万以上の相手を求めているってわけだ(週刊ポスト・2月3日号)。


この年代の女性が求める相手となると、男性の年齢にして35歳以上になるだろう。35で600万、微妙なところですね。


ところが、もう一つ興味深いデータがある。


30代前半男性の既婚率が年収ときれいに比例しているという話。

  • 年収150万未満=既婚者ゼロ
  • 150〜300万=8%強
  • 500〜700万=78%強
  • 700万以上=90%以上

週刊ポスト・2月3日号 ※元データは『下流社会三浦展』)


つまり33〜37歳の未婚女性が求める理想の相手は、ほとんど残っていない可能性が高い。さらに、実はこの年代の女性にとって年齢的にちょうどいい相手となる2、3歳年上の男性は、もともとの人口が少ないそうだ。


ポスト誌の記事では、だから彼女たちは、特に37歳を分岐点として、次のような選択をする傾向があるという。
1.生涯未婚を見越してマンションを買う
2.年下男性と何とかして結婚に持ち込む
3.不倫相手を見つけて早く子どもを作る


ホントだろうか? それしかないのだろうか?


仮に一人で生きていくなら、何を生きがいにするのか。
パートナーを見つけるなら、どんな選択肢があるのか。
シングルマザーでいくなら、どんなサービスが必要か。


そして、もう一つ大切な視点。37歳になるまでに、要するにもっと早い段階からパートナーを見つけるためのサポートは何かできないのか。あるいは30代男性の年収500万以下の男性の年収アップの道を作ることはできないのか。


なんて考えていくと、これは単なるマーケティングの問題じゃなくて、何だか政治問題になっていきそう。なので、中途半端だけれど、今回はちょっと問題提起ということで。


もし、このブログを読んでいる方で、
男性35歳未満・独身の方
女性37歳未満・独身の方などいらっしゃれば、
「おれはこうやって年収アップしたい」とか「私は、こんなふうに生きていきたい」なんて意見をいただけるとうれしいです。



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