VIPカードが泣いてるぜ
10万円で6千円。
食道園VIPカードの還元率である。6%は悪くないと思う。VIPクラブに500円払って入らないともらえないのだが、まあ、持っていて損はないと思っていた。
ところが、昨夜はなかなかに腹ふくるる思いをした。
子どもと二人で学園前店に出かけたのだが、さて。その扱いやいかに。
ちなみに家の近くには、食道園が2店ある。いつも行くのはパラディ店で、学園前店の方はあまり行かない。なんでかっていうと、店の雰囲気だとか客層がちょっと好きくなかったり、駐車場が混んでいることが多かったりするからなんですね。
そりゃ、確かに焼肉屋からしてみれば、小学生の子どもとの二人連れなんてのは、あまりうれしくない客かもしれない。いちばんの書き入れ時に同じテーブルを占拠されるのなら、単価の高い客の方がうれしいだろうとは思う。
また、こちとら15年ものの革ジャン&ジーパンなんて、それなりに貧乏そうに見える装い(っていうほどのもんじゃないですけど)だったのも影響しているかもしれない。「お客さん、その身なりじゃ、ちょっとうちの店には合いませんぜ」ってなところだろうか。そんな格好していった私が悪いというなら、ごめんなさいと謝るしかないのだけれど。
ま、あまり招かれざる客に見えたのは確かなんだろう。にしてもですね、VIPカードを渡した時点で、こちらがどんな客がぐらいかはわかるんじゃないんだろうか。この地に引っ越してきて7年で、お食事券はたぶん10回ぐらいもらっている(最近は、歳のせいかあまり焼き肉食いたいなんて思わないんだけれど、3年ぐらい前まではよくいった。痛風になったのは、これが原因の一つじゃないかと思っている、なんてのは余談ですが)。
だからといって別にVIP扱いせえよ、なんていってるわけじゃもちろんござんせん。学園前店では、それぐらいじゃ本当のVIPの足下にも及ばないことは重々存じてますからね。ただ、VIPとはいわないまでも普通には扱ってもらえんか、と腹を立てているのだ。一見さんより少しぐらいは気を遣いますよ、というのがカード会員の意味じゃないのか。
あまりにもちょっと普通じゃない扱いの数々を受けたので、何かワザとやられたのかとまで勘ぐってしまった次第である。えっ、何されたかって?
たとえばですね、食べる寸前までおしぼり出てこない→普通は席についたらすぐに持ってくるでしょう。
食べ始めて、しばらくして頼むまでお冷や出てこない→これも、おしぼりと一緒に持ってきませんか、普通。
肉がきてるのに、お箸がない→どうやって食べっちゅうねん!
焼き始めて食べようと思ったら、たれがない→わしらは貧乏そうに見えるさかい、たれなしで食えっちゅうんかい!
もうプンプンである。これって、偶然だと思いますか?
さらにトドメ。
ひと通り食べて、でも子どもがまだ少し肉を食べたいというから追加注文をした。そのときの鉄板が冒頭の写真というわけです。いったん焼き終わったんだけれど、火を消してくれないから、こげこげのまま。ちなみに隣の席には鉄板の換えを持ってきておりました。が、こちらにはそんな配慮もなし。この上でさらに肉を焦がさないように焼くのは、なかなかに至難の業でした。
もちろん食べ終わったのがわかっても、お茶も持ってこない。こちとらだって、そこそこ金払ってんのに(ちょうどレジで前にいた二人連れの客より多かったじゃないか)、この扱いはないんじゃないかい。と珍しく相当怒ってしまった。
ちょっと、どうよ食道園! もしかしてVIPカード持ってるくせに、ちゃんとした格好してへん客には、二度と来たくならんような思いさせて追い返せってなマニュアルでもあるのだろうか。謎である。ちなみにいつもいくパラディ店の方では、こんなイヤな思いをしたことは、ただの一度もないのだけれど。
昨日のI/O
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『Mac People』
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